
8月に入りましたが、楽しい夏を過ごしていらっしゃるでしょうか?
大人もお子さんも。
遊ぶ時には遊んで、ピアノ練習の時はピアノを頑張って、メリハリのついた生活を
心がけたいですね。
実は私も、7月の終わりにレッスンをお休みしてミュージカルを観に出かけました。
サラ・ブライトマンの「サンセット大通り」
サラ・ブライトマンを知らなくても、「time to say goodbye」という曲は知っているのではないでしょうか?。
そのサラ・ブライトマンが行う
ミュージカル。
やはり海外から持ってきているだけあって、舞台(大道具)が重厚な作り。
そして生のオーケストラ。
残念ながら、話の内容は楽しいものではありません。
でも、久々に充実した時間となりました。
夏休みも、残り1ヶ月。
充実した時間を過ごしましょう。

16分音符の練習曲で、数え方に戸惑ってしまった生徒さん。
急きょ、音符や休符の音価確認と名前についての講義が始まりました。
というのも、生徒さんは小学6年生。
中学生になると始まる、音楽のペーパーテスト。
中学のテストで出てくる内容です。
はっきり言って、ピアノ演奏には音符の名前は関係ありません。
名前ではなく意味が
理解できていれば、演奏には困りません。
ですが、せっかく学習してきたピアノ。
テストに出てくるのだったら、点数は取りたいですね。
高学年になってきたら、音符や休符・
音楽記号の名前にも目を向けていきましょう。

合唱コンクール伴奏を練習中の生徒さん。
「どこか弾きにくいところってある?」
生徒さんが指摘したのは、左手8分音符のアルペジオ。
最後に練習したところだし、
黒鍵多いし速いし。
って文句を言っていても、先には進めない。
実は、生徒さんの弾き方で気になっていることがあって。
それは腕の使い方。
アルペジオって、
腕を使っちゃいけない。
2オクターブに渡るアルペジオなので、当然、指変えがしょっ中。
その度に、腕をくねくねして弾いています。
くねくねしたい気持ちはわかりますが、
そうすると速くは弾けない。
アルペジオは、パッと腕を横移動が基本。
生徒さんの弾き方を修正して、ひたすら左手だけ練習。
左手だけでスラスラ弾けなければ、右手を
乗せることはできません。
弾けない原因を追求することで、弾けるようになりますよ。

ステップ曲の練習をしている生徒さん。
今回、ずっとペダルを使う曲を練習中。
基本のペダルの踏み方はできている生徒さんです。
ただ、ペダルって奥が深くて、深く踏むだけとは
限りません。
踏む深さによって音の響きが違ってきます。
隣同士の音など音の濁りが気になる時には、浅く踏んで浅く上げると良いでしょう。
奥まで踏んでパッと上げる、ではなく、
途中まで踏んで途中まで上げる。
そんな踏み方もあります。
それを「半ペダル」と言います。
半ペダルが難しいようであれば、ゆっくり踏み込むことで半ペダル状態を作ることも
できます。
どちらにしても、今までにないペダルの踏み方を学習することになった生徒さん。
何でも最初は難しいもの。
ピアノの夏休みの宿題となりました。

導入レベルの生徒さんの宿題曲は、生徒さんの状態を見ながら曲数を決めています。
できそうな状態であれば、2~3曲以上。
難しいかな・・・と思えば、1曲のみ。
言葉かけとしては「できそうなら先に進んできてね」
ピアノを始めて半年ほどの、小学3年生さん。
理解が早く記憶力も良い生徒さん。
レッスンの状態を見ていても、
もっともっと弾けそう。
なのに、宿題は1曲のみ。
それ以上は、やりたくない様子。
それでも、ずっと言い続けてきました。
「弾けそうなのに、もったいないよ」
「もっと上手になっていけるよ」
言い続けていましたが、宿題のチェックは1曲のみ。
ところが今週、チェックがついていない先の曲まで弾いてきた生徒さん。
こんなこと
初めて。
小さなことですが、とても嬉しい出来事。
何かあったのか?なかったのか?
根掘り葉掘り聞きたい気持ちでしたが、たくさん褒めて終了。
これが続くといいなぁ。

ショパン「雨だれの前奏曲」をレッスン中の生徒さん。
穏やかでしっとりとした感じの始まりです。
その最初の一音目、「先にペダルを踏んでみませんか?」と
声をかけました。
音を出す前に、ペダルを踏み込んでおく。
弾いてからペダルを踏むのが、いつもの踏み方。
もちろん、その踏み方で問題ありません。
では、先にペダルを踏んでおくとどうなるのか?
音がまろやかと言うか、ボヤ〜っと言うか、ベールがかかったような・・・、そんな音になります。
これは好みの
問題なので、どんな音を求めるかで選択されると良いと思います。
いつもいつも、後から踏んでいるばかりだったので、驚かれていた生徒さん。
ペダルって、こんな踏み方も
あるのです。
なかなか奥が深いです。

教室のテーブルの上に置いてある「ブルグミュラー絵本」
ブルグミュラー25の練習曲の、1曲1曲について短いお話が載っています。
この曲集では、表現力を養う学習をしています。
そのためには、何らかのイメージを持つことが大事。
そのイメージの助けになれば・・・と、置いてあります。
ブルグミュラーを学習中の生徒さんは、自分の練習曲のページだけでも読んで
みると良いでしょう。
絵本のイメージで練習をされても良いし、新たな物語を考えても良いし。
曲を表現する上で、何かの参考になればと思います。
ぜひ、手に取って自由に読んでみて
くださいね。

正しくリズムを取るために、口で数えてもらっています。
中には、数えることが苦手な生徒さんも。
大人の生徒さんは特にそう。
恥ずかしさが入っちゃうのかな。
そんな時は、手や足で数えてもらっても大丈夫。
片手練習時であれば、空いているもう一方の手で膝を叩くことができます。
両手練習時であれば、足で床をトントンすることが
できます。
実際に上手に弾かれる大人生徒さんの中には、リズムが取れにくくなると足トントンをされる生徒さんも。
お子さんは、長い目で見れば数えてもらった方が良いように
思います。
と言うより、足トントンをしながら演奏するって意外に難しい。
それならば、最初から数えている速さのメトロノームに合わせてみましょう。
究極は、数えながら
一緒にメトロノーム。
口で数えることは狂っても、メトロノームは狂わない。

合唱コンクールオーディションに向けて練習中の中学生の生徒さん。
曲の冒頭には、目安の速さが記されています。
この速さ、かなり速いのですが、最初から速い速さで弾けるわけもなく。
でもそこは問題ではありません。
誰だって仕上がりの速さで、最初から弾けませんから。
曲の通しの練習をする時に、一定の速さになっていないことが問題。
ゆっくりでも構わない。
一定の速さで弾くことが重要です。
ここの小節はゆっくり、こっちの小節は速いでは、ただのぐちゃぐちゃ弾き。
拍子感0の音楽にしかなりません。
本番を迎える曲の練習は、ゆっくりの通し
練習から、だんだんと全体的に速くしていきましょう。
拍子を感じることが大切です。

合唱の伴奏譜やポピュラー曲の楽譜には、指番号もペダル記号も入っていないことがほとんど。
自分なりの弾きやすい指番号、綺麗に響かせるペダルの踏み方が必要になってきます。
今回、大人の生徒さんにペダルを入れてもらうことに。
一通りペダルの踏み方学習は終えましたが、まだまだ難しいペダル。
慣れていない場合は、まずは拍単位で踏んでいきます。
長い曲は、ペダルを踏み替えするだけでも一苦労。
まずは大きく2拍単位で、慣れてきたら1拍単位。
実際には、拍単位で踏むのではなく、音の並びに合わせて踏んでいくことになります。
綺麗でない音で濁ってしまうと耳障りなので、ペダルを踏まない時間を作ることも大切。
同じペダルでOKかどうかは、同時にピアノの鍵盤を押さえてみるとよくわかります。
ペダルを使いたい
音の並びを、弾いた順に押さえたままにしてみる。
耳障りでなければOKだし、ちょっと・・・と思うのであれば、1つのペダルでは無理があるということ。
ただ学習が進むと、わざと濁りの音を
作る場合もあります。
1小節の間、ずっと同じペダルで演奏する場合もあります。
曲の雰囲気や作りたい音、弾き方によって、ペダルはケースbyケース。
その都度、生徒さんたちにはお話をして
いきたいと思います。
これからペダルに慣れていく場合は、まずは拍単位で学習を進めていくことが良いでしょう。

「ごちゃごちゃしていて、どれがどれかわからない」
いや〜、それ面倒くさいだけでしょ・・・。
確かに楽譜の見た目で、テンション下がるかも?
生徒さんが指摘をしたのは、ナチュラルとシャープが同じような所に書いてあって、何の音がシャープで何の音がナチュラルなのか、わからないと言うことだと思うのですが・・・。
確かに、ファとソの所に書いてあるシャープとナチュラル。
どっちがどっち?ってなっちゃう。
ここでは先に、ナチュラルの記号に目を向けてみるとわかりやすいかな。
そもそも、ナチュラルって何よ?
ナチュラルって、黒い鍵盤を弾いていたものを戻す記号ですよ(調号が5つまでなら)
ってことは、ここを弾くまでに黒い鍵盤を弾いていた音が
あるはず。
この曲、調号でファにシャープがついています。
ファの音は黒い鍵盤を弾いていたのだから、このナチュラルはファの音のものであることがわかります。
ナチュラルがファの音なら、シャープはソの音ですね。
臨時記号のシャープやフラットは突然に出てきますが、ナチュラルは、それまでに黒い鍵盤を弾いている音にしか使われません。
そのことに先に気がつくと、楽譜も読みやすくなります。

合唱伴奏のオーディションに向けてレッスン中の、小学生・中学生の生徒さんたち。
オーディションを受ける時の基本は、楽譜通り。
演奏する範囲が決められていない場合は、
曲の最後まで。
曲の速さも、本番通りの速さが基本。
そこに、強弱を入れて気持ちを入れる。
要は、本番通りの演奏が求められるので、曲は仕上がった状態。
ゆっくり練習で弾いていた曲も、指定の速さで仕上げなければなりません。
夏休みも残り1週間。
オーディションを受ける生徒さんたちは、仕上げの時期。

中学生の生徒さんの合唱伴奏曲レッスン。
生徒さんの曲は16分音符も多く、速い曲。
生徒さんに提案をしたのは、実際の合唱に合わせる練習。
CDがあればCDを
流しながら合わせると良いです。
今はとても便利で、CDがなくてもYouTubeから様々な演奏を引き出すことができます。
合唱の息遣いも感じることができるし、何より
曲のテンポ感を養うにはピッタリ。
様々なYouTubeの演奏がありますが、オススメはやっぱりプロの人たちの演奏かな。
中学生さんの素晴らしい演奏もありますが、プロの
人たちの合唱は一味違う。
ズレもないしピシッとしています。
さぁ、追い込んでいきますよ〜。

できたりできなかったりを繰り返しながら、スラー弾きをマスター中の未就学児の生徒さん。
片手でスラーを弾くことは簡単ですが、両手になると難しいスラー弾き。
特に左手が和音の場合は、左手は音を切って演奏することになるので、同じタイミングで右手の音も切ってしまう。
また、スラーであっても同音連打の場合は、スラーで弾きたくても
スラーで弾けません。
切りたくなくても切らないといけなくなります。
この違いは、小さな生徒さんには難しく感じるよう。
今回、鍵盤から指を離してはいけないところを、
矢印で1つ1つ書き込んでみました。
「絶対に離しちゃダメよ!」半ば脅しながらの?こわ〜いレッスン笑。
目で見てわかるようになったことで、弾けるようになった生徒さん。
宿題の曲にも矢印を書き込んで、レッスン終了。
来週のレッスン、どうなるかな?

弾きたい曲をレッスンしている大人生徒さん。
ゆっくりの速さで曲が仕上がってきました。
「指が速く動かなくって・・・」と、生徒さん。
生徒さんのレッスン曲は、
もう少し速い曲。
でも本当に、もう少し速く弾けないのかなぁ。
ここで、意地悪先生降臨!
ちょっと速く弾いてみましょう・・・と、声をかけました。
生徒さんは
必死になりながら、最後まで弾いてくださいました。
な〜んだ、弾けるじゃん!
確かに余裕のある弾き方ではありませんでしたが、弾けないわけではありません。
ゆっくりの速さに居座っていないで、時には自分を追い込むことも必要かもしれません。
無理かも?と思うことにも挑戦する気持ち、持ち続けたいですね。

中学校で、校歌の伴奏を担っている生徒さん。
始業式の日には、校歌伴奏をする予定です。
ところが、演奏がどうも怪しい。
あんなに上手に弾いていた校歌、弾けなくなっています。
どうしてこんな事に?
実は今、生徒さんのレッスン曲は合唱コンの伴奏曲。
生徒さんの伴奏曲は、フラット5つ。
校歌の伴奏譜は、フラット3つ。
フラット5つになると、日頃馴染みのない
ソの音にもフラットがつきます。
ようやく慣れてきたソのフラット。
そこへ、ソのフラットなしの校歌。
頭が混乱したみたい。
調号が違う曲の演奏には、切り替えが必要になってきます。
手っ取り早く治すには、荒療治が必要。
校歌と合唱コンの曲を、交互に弾く練習をする。
最初はもちろん弾けないと思います。
それでも弾き直しをしながらでも、2つの調に慣れるしかない。
いや、慣らすしかない。
もともと弾けていた曲なのだから、荒療治で弾けるようにしていきましょう。